
ついに悲願のドラム式洗濯機を購入した。何年も前からずっと欲しかったし、ドラム式の良さは十分に理解していた。けど前の入居先では給水栓と防水パンの位置の関係で置けなかった。
そんな誰もが認める最強家電を駆使した効率的な生活を手にしたからには、徹底的にやる。その場から一歩も動かずに洗濯関係の家事をすべて完結できるように効率化したい。
東芝のドラム式洗濯機を購入

1年間くらい携帯乞食というスマホ回線を乗り換えまくってキャッシュバックポイントを貰うというセコいことをやって溜まりに溜まったポイントをすべて洗濯機にぶっ込んだ。計算してないけど多分10万円くらいは得したと思う。そして俺は携帯乞食を卒業したのだった。
購入したのは東芝のドラム式洗濯機のかなり良いやつ。12kg洗濯&7kg乾燥のヒートポンプ式で温水洗浄機能付き。
理想はもちろんパナソニックだった。しかしパナソニックのドラム式洗濯機はメーカーからの価格指定により値下げ交渉ができない。なので交渉次第ではパナソニックのランニングコストの低さや洗浄力の高さを考慮しても東芝の方がコスパが良いという考え。結果3万円くらい値切って22万8000円で購入した。
洗濯関係の家事をその場ですべて完結するには

洗濯関係の家事の流れとして、俺の実家の例でいうとこんな感じ。
- 脱衣所の使用済み衣類やタオルを入れたカゴを洗濯機まで持っていく
- 洗濯機にぶち込み洗剤と柔軟剤を入れスイッチオン
- 洗濯が終わると洗濯カゴに入れて庭か室内の干し場まで移動して干す
- 乾いたら取り込んでリビングのスペースの広い所で洗濯物をたたむ
- タンスやクローゼットに片付ける
こんなもん、みなまで言うなって感じに普通のこと書いてるけど、こうやって見るといちいち移動しているのがわかる。これらのことをその場ですべて完結させればいい。
洗濯機の前に脱衣カゴを置く

脱衣所に置いてある使用済み衣類やタオルを入れたカゴを洗濯機まで持っていく作業を無くすには、ただ洗濯機の前に脱衣カゴを置けばいいという馬鹿にしてんのかってレベルの簡単な話。
何せ俺は独り暮らし。そして住んでいるアパートはワンルーム4.7帖の激せま部屋。当然ながらこのワンルームは脱衣所も兼ねているので洗濯機の前で全裸になり風呂へ特攻。外出前のお着換えも洗濯機の前でやればいいだけ。
ドラム式洗濯機には乾燥機能がある

洗濯物を干す作業については、ドラム式洗濯機には乾燥機能があるのでその作業をやらずに済む。縦型洗濯機にも乾燥機能付きの物はあるけど乾ききらない場合が多く、使えたもんじゃない。ドラム式洗濯機なら、中でも特にヒートポンプ式ならふっかふかに仕上がる。
ヒートポンプ式なら洗濯物はほどんど縮まない物が多い
で、この話をすると乾燥機能を使うと洗濯物が縮むという反論が多いみたいだけど、まずウールとか縮みやすい素材の服は乾燥をかけないか、そもそもそんな服は着なければいい。その上で、縮みやすい素材でなく、かつヒートポンプ式のドラム式洗濯機ならほとんど縮まない。
温水洗浄は殺菌消毒にもなる

あとは外で天日干ししたほうが紫外線で殺菌消臭されるという声もあるけど、60℃洗浄のできるドラム式洗濯機を買ってその機能を使えばそもそも雑菌やカビは繁殖しない。
それに天日干しは天候や時間帯にも左右される。俺がつい最近まで住んでいた石川県なんかは最近50日連続雨か雪が降るとかいう最悪な記録を更新したり、特に冬の日照時間は驚異的に少ないし年間通して降水量が多い。
衣類を手の届く範囲に収納する

さっきも貼ったけど俺の洗濯機まわりはこんな感じ。洗濯機右にある段ボールがちょっと目障りだけどまあこれは無いものとして。
洗濯乾燥が済んだ衣類をここから手の届く範囲にすべて収納する。
寸法の合うラックが無い
もちろん真っ先に思いつく収納手段はラック。Amazonとかで検索すれば洗濯機専用のラックなんかもいくらでも出てくる。

しかしどれもこれも寸法が合わないものばかり。楽天市場も含めてかなり見漁ったんだけど合うものはひとつたりとも無かった。それもそのはず、

この洗濯機置き場は階段下のスペースになっているんだ。ホースと干渉する為これ以上左へズラすこともできない。例えば洗濯機の右側にラックのポールを立てるとすると、

こんな感じにナナメの壁と干渉する。

一応この斜線の幅内の高さであれば入るんだけど、それは横の寸法がピッタリであればの話。それ以上横の寸法が狭ければ洗濯機を跨ぐことができないので意味が無いし、横の寸法が一定以上広ければ天井がナナメっているので高さが足りなくなる。
特に誰の役にも立たなそうなよくわからない説明をしてしまったけど、結論としては、シビアすぎて丁度寸法の合うラックを見つけることはできなかった。洗濯機用ラックだけでなく汎用型のメタルラックとかも探したけど見つからなかった。
タンスを置く
さて行き詰まったぞ。寸法の合うラックは無い。そこで俺はある箇所に目を付ける。

ホースが邪魔だから無理だと思い込んでいたけど、ホースより手前に収まる細長いタンスを探せばいいだけだった。ただし高すぎると上のコンセントと干渉するし、そもそもこの細さで6段とかのタンスなんて無い。

せいぜい4段までだった。ここにタオル、ズボン、パンツ、靴下を収納する。

タオルはフェイスタオルをバスタオル替わりにしていて5枚しかないので収まりきる。ズボンも運動用含め3枚しかない。パンツも靴下も少ないから収まる。ちなみにパンツと靴下はユニクロの同じので統一しているからめっちゃ楽。
カゴを洗濯機に直置きしたい
さてあとは上の服が収納できる物を手の届く範囲に設置する。長袖と半袖に分けたいからカゴは二つ欲しい。夏場はそれを半袖Tシャツとインナーのスペースとして分けたらいい。
寸法の合うラックは見つからなかったのでどうするか。ではそもそも何故ラックが必要なのかを考えた。それは
- 上の面に洗剤・柔軟剤入れがあるから
- 上の面に乾燥フィルターの取出口があるから
- カゴ等を洗濯機に直置きすると振動でズレ落ちるから

つまりこれらの問題が解決すれば、収納ケースを洗濯機に直置きできることになる。
洗剤と柔軟剤は不要

この洗濯機は60℃洗い機能がある。これでほとんどの菌は死滅する。…じゃあ別に洗剤いらないんじゃね?と思った。実際これを試してみて今現在1か月以上が経つけど洗剤無しでも全くくさくならない。少し匂ってきたらオキシ漬けしようと思ってたけど、それすらやる必要も無いくらいに匂わない。ただ一応オキシ漬けは定期的にやっていくかも。
柔軟剤に関しては元々使わない派。静電気は発生するけどあまり気にならないし、柔軟剤を使うことによるデメリットのほうが遥かに大きい。
乾燥フィルターはたまにしか開けない(間違い)
乾燥フィルターに関してはその都度カゴを退かして開ければいい。洗濯が終わる度にそれをやるのは手間だけど、フィルター掃除なんてどうせたまにしかやらないだろうし。
(※後にこれは間違いだったと知る。この時点ではそのことに気づいていないので、たまにしか開けない前提で進める。)
カゴが振動でズレ落ちる問題を解決する
洗剤と柔軟剤は不要、乾燥フィルターはたまにしか開けないのであれば、それぞれの開け口を塞いでしまってもほぼ不便にはならない。
あとはカゴ等を洗濯機に直置きすると振動でズレ落ちる問題を解決する。振動でズレ落ちるのであれば振動が伝わらなければいい。ということで以下を購入。

580円もしたけど、このメーカーが「100均の耐震ジェルとはモノが違います!」的なことを謳っていたのでこれにした。この耐震ジェルに、

この化粧板を乗せる。そしてこれに、

無印良品のやわらかポリエチレンケースを乗せる。これで完璧なはず。
衣類をあまり持たない
上の服だけとはいえ、こんな小さいカゴふたつに服を収めるのは難しいって人も多いと思う。そこは断捨離して最低限の衣類で生活しよう。
ファッションが趣味の人は好きにしたらいいけど、俺のようにファッションに全く興味も無ければセンスも無い人間は服なんてこのカゴに収まらないほどの量を持つ意味なんて無い。いちいち服を選ぶ時間が無駄だし、同じ服ばかり着ていてもデメリットなんて無い。
『この人いつも同じような服着てるから無理…。』なんていう男の見定め方をする女は金のかかる女なので要らない。
カゴを洗濯機に直置きする

洗濯機に耐震ジェルを貼り、

こういうことよ。天才の発想。
さて洗濯の準備も万端。これでズレ落ちなければ完成といっていいだろう。洗濯機を回し外出する。

帰宅したらこの状態。
…… (´・ω・)
アカンやんけ!

ということでダイソーで買ってきた滑り止めシートを追加する。これでもう一度洗濯機を運転させると、ケースはズレ落ちずに生き残った。
『…化粧板と耐震ジェルいらなかったんじゃね…?』
とはいえこれですべて終わった。…かのように思えた。
乾燥フィルターは毎回開ける
洗濯機を5回ほど運転させた後、乾燥フィルターを開けて見てみた。そこには大量のホコリが。
マジか…。こんなに溜まるなら、もしかして毎回取らないといけない…?試しに今度は一回の運転でフィルターをチェックしてみると、

こんなに溜まっていた。俺は無知だった。初めてドラム式を使うので、一回でこんなに溜まるとは思ってもみなかった。
計算が狂って落胆する反面、俺は感動した。ドラム式にしてから衣類のホコリが減ったことはもちろん実感していたけど、まさかここまで大量のホコリを絡め取ってくれていたとは。
完成系
乾燥フィルターを毎回開けなければならないと判明した以上、毎回化粧板を退かしてフィルターを開けるのは非効率。よって乾燥フィルターの取出口とは干渉させずにカゴを置く。とはいえまたサイズの合う化粧板を買いなおすのも億劫になり、

結局化粧板と耐震ジェルは取り除き、ダイソーの滑り止めマットのみを挟んでケースを置いた。この状態で洗濯機を運転させてもケースがズレ落ちることは無かった。

これで乾燥フィルターを開ける邪魔にもならない。化粧板と耐震ジェルいらんかった…。
洗濯物はたたまない

残るは洗濯物をたたむという作業。これを効率化すればすべての課題をクリアできる。
そしてこれに関しては、いたって簡単。たたまなければいい。服を手に取って、そのままカゴへぶち込む。少しシワが付くけど、シワになりにくい服を買えば大したことはない。
使用済みタオルは掛けておく
俺は使用済みタオルはすぐに洗濯する場合でなければ一旦干しておきたいというこだわりがある。脱衣カゴにそのままベチャっと入れておくのは気持ち悪いし生乾きの原因にもなるからだ。というかこれって普通なのか?そんなこと人に聞いたこともないからわからないけど。

そこで、これもまた手の届く範囲にタオル掛けを設置して、使用済みタオルも取りに行かずにすぐ洗濯機にぶち込めるようにした。

そして浴室は真横にある。風呂が終わったらすぐにタオルをサッと掛けることができるし、浴室から手を伸ばせば未使用タオルを取り出すこともできる。激せま部屋万歳である。
究極の効率化が実現した

その場で衣類を脱ぎ、その場で着替え、その場で洗濯乾燥し、その場にすべて収納。ついでに洗剤や柔軟剤も使わないし、たたまない。
その場から一歩も動かずに洗濯関係の家事をすべて完結、無駄や面倒なことをすべて排除した究極の効率化が実現したのであった。