前回ヒゲ脱毛の記事を書いたんだけど実はワキ脱毛も同時にやっていたんだ。
しかしヒゲ脱毛とワキ脱毛とでは目的もメリットも全然違うのでターゲット層が違う。であれば記事を分けた方が書きやすいと判断したわけであって、別に記事数稼ぎではない。
ワイ、30代無職、ワキガ
まず前提として、俺ワキガなんだ。それが判明したきっかけは車のニオイだった。
俺は去年までトラックドライバーの仕事をしていて、俺がいつも乗っているトラックのニオイがひどかったんだ。ある時、自分のワキに鼻を密着させて嗅いでみると、トラックに充満しているのと似たニオイがした。ツンとくる酸っぱいニオイだ。
密着させてよ～く嗅がないと気づかなかったニオイなのに何故トラックのニオイはここまでわかるんだろう？ということを不思議に思いつつも俺は自分がワキガだということを知った。後日そのニオイの原因は同僚のおっさんだったことが判明するわけだけど、いずれにしろ俺から似たニオイがした事実は変わらない。俺はワキガだ。たぶん軽度の。
ワキ脱毛により期待できるワキガ軽減効果
で、記事タイトルの通りそのワキガ対策としてワキ脱毛した。ワキガであることが去年の秋に判明し、次の夏までに何かしらの対策を講じたいと思っていた所、別の目的でヒゲ脱毛に手を出したのでついでにワキ脱毛でワキガ対策もしてしまおうという考えだ。
ワキ脱毛により期待できるワキガ軽減効果は以下の通り。
雑菌の繁殖を抑えられる
ワキに毛があると汗や皮脂が毛に絡まって雑菌が繁殖しやすくなる。脱毛することでそれを防ぎ、汗が乾きやすいのでムレにくくなる。
ただしワキ脱毛をしても汗の量そのものは変わらない。
制汗剤やデオドラントの効果が上がる
ワキ脱毛をすると制汗剤やデオドラントを肌に直接つけることができるので、それらの効果が最大限に発揮される。
ワキガの原因であるアポクリン汗腺を委縮させることがある
ワキガの原因であるアポクリン汗腺は毛根のすぐ近くにある。レーザーで毛根にダメージを与えることでそれが間接的にアポクリン汗腺にもダメージを与えて委縮させ、それによりワキガのニオイが軽減されることがある。
ただしこれはレーザー脱毛かニードル脱毛であればの話。今時の脱毛は大体レーザー脱毛。
ワキ脱毛だけではワキガを完全には治せない
ただし残念ながら、ワキ脱毛というのはワキガの根本的解決にはならない。
上に書いたアポクリン汗腺を委縮させるというのも、ワキ脱毛の副産物として期待できるだけであってそもそもがワキガ治療ではない。ワキガを完全に治したければミラドライ等のワキガの為の治療を受けるべき。
ただそれでも脱毛によって軽減することはできる。俺はおそらく軽度のワキガなので本格的に治すまでもなく、比較的安価なワキ脱毛をヒゲ脱毛のついでに受けるだけでも十分だと判断した。
その他ワキ脱毛のメリット
俺はワキ毛生やしっぱなしで施術直前まで剃ったことは一度も無かったんだけど、今まで剃っていた人からするとその時間が浮くことになるし今後一切そんな手間をかけずに済む。
というか定期的に剃るってのはめちゃくちゃ非効率な選択で、詳しくは後で書くけど俺の通っている湘南美容クリニックは両ワキ脱毛6回コースが2500円とめちゃくちゃ安い。
ついでに見た目の清潔感が少しアップするのも地味にプラスな点。ワキ毛が無いことでそこまで印象が良くなる気はしないけど、かと言ってそれがマイナスに働くこともない。
脱毛は医療脱毛一択
前回の記事と同じ流れで同じこと言うけど脱毛は医療脱毛一択。
理由は出力が強いから。エステ脱毛や家庭用脱毛器は出力が弱くて大抵また生えてくる。医療脱毛なら通う回数も減らせるし、特に湘南美容クリニックのワキ脱毛は破格で金銭的にも安上がりなのでわざわざエステや家庭用を選ぶ理由が全く無い。
それに、医療脱毛は医師が監修しているのでトラブル時にも対応してもらえる。エステや家庭用はもし肌トラブルが起きても自己責任。
湘南美容クリニックを選んだ
美容医療業界は大手と呼ばれるクリニックであろうと悪徳なボッタクリ行為を平気でやっている狂った業界。そんな中で湘南美容クリニックはそんな噂を聞かず、最大手で、かつ料金がリーズナブル。そんな理由でここでヒゲ脱毛を受けることにした。
ワキ脱毛はそのついでだったんだけど料金を見てビックリ。
6回コースで2500円。不自然なほどに安い。というのもこれは入口商品といって、これを目的に脱毛に来た人がついでに他の部位も契約してくれるのを狙っているもの。だからといって消費者には関係の無い話だしワキ脱毛だけやりたければそれだけ契約すればOK。
体験談
カウンセリング
湘南美容クリニックのホームページでカウンセリングを予約。4日後に予約が取れた。
カウンセリング内容はどの部位を脱毛したいかを言って、注意事項とか施術内容とかの説明を受けて終わり。強引な押し売りも全く無くあっさり終了。
ワキ毛を剃るのが大変だった
脱毛する箇所は施術に行く前に自分で剃ってきてから脱毛を受けることになる。
俺は普段ワキ毛生やしっぱなしだったので人生で初めてワキ毛を剃ったんだけど、これが超大変。ボーボーな状態ではカミソリで剃ることはできないので一旦ハサミで毛を短くする必要がある。ハサミを持って反対側のワキの毛を切るのが超絶ムズイ。俺が不器用なだけなのか角度が難しくて、汗だくになりながら風呂で30分くらい格闘した。
少しずつ感覚を掴んできてリズムよく切っていて油断したところに、ジョキン！ 俺「あっ！」
ハサミでワキの肉を少し切ってしまった。施術はその怪我した箇所を避けて照射してもらった。
【余談】家にシェービング剤は不要
ここで少し余談。俺はシェービング剤を持っていなくて今まで何もつけずにT字カミソリでヒゲ剃りをしていた。しかしワキ毛を剃るとなるとさすがに何もつけずに剃るのはカミソリ負けするかもしれないし、もしそれで怪我しまくったら施術できないかもしれない。
しかしそれだけの為にシェービング剤を買うのは嫌だ。脱毛のために剃毛用品を新調するという矛盾したような行為が癪だった。
そこでChatGPTに、身の回りのものでシェービング剤として代用できるものがないか聞いてみた所、俺の家の場合はこのビオレuハンドソープで代用できるとのことだった。
例えば家には〇〇用洗剤みたいな用途分けしたものがあると思うけど、それはたくさん買わせるための企業のマーケティング戦略で、実は成分はほぼ同じだったりする。
シェービング剤の役割は摩擦を減らし肌を保護する為。であれば上記のビオレuハンドソープのような洗浄力が強すぎず弱酸性で保湿系のものなら十分代用可能。俺は元々無かったけど、本来シェービング剤なんて誰にも必要無いのかもしれない。
施術は余裕
カウンセリングの次の日に施術の予約を取れたので翌日にまた来院。
施術内容はまず上半身裸でバンザイした状態で台の上に寝かされるんだけど、胸より下の部位に自分でタオルを掛けてからお姉さんを呼べばいいので恥ずかしがり屋さんでも安心。その後お姉さんに問診票と同じような内容の質問をいくつかされて施術開始。
お姉さんによくわからん機械をバチバチ撃ち込まれる。聞いていた通りで輪ゴムで弾かれるような感覚。当然個人差はあるけど俺の場合は余裕だった。痛いのかもしれないけど直前に受けてたヒゲ脱毛のインパクトが強すぎてその後に受けたワキ脱毛がかすんでる。
有料オプションに笑気麻酔というのがあるんだけどワキ脱毛だけなら全く必要無い。
施術後はすぐに帰れる
施術後は次の予約を取ってすぐに帰った。その場で予約を取らずに後日ネット予約でもOKらしい。ワキ脱毛は2か月以上の間隔を空ける必要がある。
まとめ
つい最近までワキ脱毛の料金なんて調べもしなかった。まさかこんなに安いとは。12回とか20回とか通う人も多いヒゲ脱毛とは違い、ワキは大体の人が6回通えば永久脱毛できるし1回で終わる人もいるんだそうな。つまり湘南美容クリニックなら高確率で2500円で永久脱毛できる。
ワキガ対策になり、ワキガでない人でもニオイ対策になり、見た目のマイナスも減らすことができる。万人にとってワキ脱毛はおすすめできることであり、むしろしない理由が無かった。
