自分に合った理想の眼鏡を探す

俺は視力が悪い。ずっと眼鏡をかけていると疲れる。かといってコンタクトレンズは目に良くない上にお金がかかる。レーシックやICLに対してもまだ少し懐疑的。そんな悩みを抱えていた俺は、今よりも軽くて負担の少ない眼鏡を買おうと思い至った。

思えば眼鏡をかけ始めて約8年、ずっと同じ安物の眼鏡をかけ続けている。自分の身体に直接関わる物であり、かつ日常的に使う物であるはずの眼鏡に対して全く拘りもなく無頓着な自分に気が付いた。

眼鏡は鼻の上部が疲れる

眼鏡をかけ続けていると鼻の上部と耳の付け根に負担がかかる。俺の場合、耳はほとんど気にならないんだけど鼻の上部は疲れる。

その対策として俺は眼鏡とコンタクトレンズを1日ごとの交互に使っている。コンタクトの日は鼻の上部を休める日、眼鏡の日は目を休める日。

使用していた眼鏡

使用していた眼鏡はコレ。約8年使っていて6000円くらいで購入。選んだ理由はただ何となく俺に似合いそうで、かつ安いから。

他の眼鏡をかけたことがないのでわからないけど、太い縁で重量感があるし安物だし、かけているのがこいつだから負担が大きいのではないかと思った。

軽くて品質ももう少しまともなのに買い替えれば鼻の負担が減る。それはつまり節約にもなる。今までは眼鏡とコンタクト1日ごとの交互だったのを、例えば眼鏡を2日間かけてコンタクト1日のように、コンタクトを使う回数を減らすことで長期目線でのコストカットが狙える。これで眼鏡にかかった費用も回収できるはず。

レーシック・ICLは様子見

いやいや長期目線で考えるならレーシックかICLやればいいだろ。ってのは一理あるけど、俺はここに関してはまだ少し懐疑的なので様子見したいと思う。

失明すると思っているわけではない。例えばレーシックに関しては視力の前借りだなんて言われているように将来の視力を犠牲にするリスクがあるし元に戻すこともできない。ICLもレーシック程ではないにせよリスクはあるし費用が高すぎる。今の俺の経済状況では出来なくはないけど気が引ける。

やるなら早い方が、眼鏡とコンタクトを無くすことによる節約効果から手術費用の回収が早まるし、今の生活もとても快適になる。そんな機会損失も承知の上で、俺は金を稼ぎつつ、もう少し医療の進歩を見守っていこうと思う。

自分に合った理想の眼鏡を考える

買い替えようと思い至ったきっかけは眼鏡の軽量化ではあるけど、とはいえ見た目がどうでもいいわけがない。なぜなら俺には結婚願望があるのに30を超えた未だ独身で恋人も居ないからだ。人は中身が大事だとか綺麗事言ってたら俺は終わる。

ということで終わらない為にも自分に合ったビジュアルの眼鏡を選びたい。

顔に合った眼鏡を選ぶ

• 丸顔⇒横長の眼鏡、角ばった眼鏡、縁の太い眼鏡
• 面長⇒縦幅の長い眼鏡、丸みのある眼鏡、縁の細い眼鏡
• 顔が濃い人⇒縁の細い眼鏡
• 顔が薄い人⇒縁の太い眼鏡

YouTubeとかでざっと調べてみた。他にもいろいろあったり、人によって言ってることが真逆だったりする。あと、「じゃあ濃い丸顔はどうしたらいいんだよ」ってのもあるし、すべての条件は満たせない場合もあるから参考までに。

俺は若干面長で顔の濃さは多分普通。なので上記の面長の条件を満たす眼鏡を探すことにした。

目立たない眼鏡が好都合

目立つカジュアルな眼鏡が似合っているかどうかは、その人の顔にもよるけど多くは着ているファッションに影響する。逆にフレームが細かったり目立たない眼鏡はファッションに左右されにくい。

ファッションに全く興味も無ければセンスも無い俺にとっては、そういった面でもやはり縁の細い目立たない眼鏡が好都合だった。

顔の横幅とフレームの横幅を同じにする

顔の横幅とフレームの横幅を同じにすると小顔効果があるらしい。厳密には、

顔の最も飛び出た頬骨の部分までの幅＝眼鏡をかける際に最も飛び出た部分までの幅

この部分。理屈はよくわからんけど、俺は顔がでかいのでこの小顔効果は狙っておきたい。

眉から顎までの幅の3分の1にフレームを収める

丸顔は縦幅の小さい眼鏡、面長は縦幅の大きい眼鏡、というのはつまり、顔の縦幅に対する眼鏡の縦幅のバランスを取ろうという話で、具体的には眉から顎までの幅の3分の1にフレームを収めるのがバランスが良いらしい。

眼鏡の上縁を眉の位置に合わせる

先に眼鏡ではなくサングラスの話にはなるけど、YouTubeでマコなり社長の動画を見ていて興味深い話があった。日本人に多くのサングラスが似合わない理由。欧米人に比べて日本人は鼻が低く、眉から目までの間隔が広い。そのためサングラスをかけた時レンズから眉毛がヒョコっと出た状態になってしまい少し間抜けっぽい印象を持ってしまうと。

上縁に眉毛がちょうど隠れるか、上縁の上にピタっと眉毛がある状態が似合って見えると言われる。これは確かにそうだなと思ったし、眼鏡にも同じことが言えるとも思った。

軽い眼鏡

そして本来の目的に戻る。軽くて鼻の上部の負担が少ない眼鏡を選ぶ。

ただしこれは眼鏡屋に行ってから判明することなんだけど、眼鏡の重量のほとんどはレンズの重量で決まるらしい。で、店員に俺の眼鏡を持ってもらったら別に重くはないし普通とのこと。あと鼻に当たる部分が尖ってるから鼻の負担が大きいんだと思っていたけど、そのぶん縦に圧力が分散されてるから負担の大きい眼鏡ではないとのこと。なんだ、そうだったのか。

そしてレンズの重量で決まるということは、大きいレンズほど重くなる可能性が高いということ。しかしおそらく大きいレンズでないと俺に似合わない可能性が高い。どうする。

眼鏡を買った

新宿駅周辺に眼鏡市場、Zoff、OWNDAYS、パリミキの4件が密集していたので、そのすべてを回ってOWNDAYSに置いてあったこの眼鏡に決めた。

目立たない銀縁を選んだ

目立たない眼鏡が良かったから縁無しでもいいくらいだったんだけど、落としたら割れやすいというデメリットがある。なので縁は有りで細め、目立たない銀縁を選んだ。

大きさも完璧

この眼鏡は比較的レンズが縦にも横にも大きい。しかし俺は顔がでかく若干面長な為、顔の大きさや形に対してジャストサイズだった。

• 顔の横幅とフレームの横幅を同じにする
• 眉から顎までの幅の3分の1にフレームを収める
• 眼鏡の上縁を眉の位置に合わせる

これらの条件すべてを満たすことができた。

重量と負担感は変わらない

以前の眼鏡と購入した眼鏡、重量をはかってみたら両方とも20gで同じだった。鼻との接地面積も多分同じくらいだし、かけてる時の負担感も同じくらい。

なので最初の目的とはズレてしまったけど、自分に合った理想ともいえる眼鏡を見つけることができたし、以前と全く違う眼鏡でイメチェンにもなったので満足である。最近上京して友達も知り合いもゼロなので誰に対するイメチェンなのかはわからないけど。

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