仕事辞めようかな

俺は深夜勤務のドラックドライバー。今年の12月末で仕事を辞めようかと検討中。

何か衝動的なタイトルだけど別にショッキングな出来事があったわけではない。ただただ冷静に、今の仕事は続けられないなと思ってる。なので辞めること自体は確定事項。

辞める理由

待遇が悪い

まず俺の現状から。月250時間労働で最近は週2休み。つまり出勤日は平均11時間半労働してる。仕事が終わって家に帰ってやることやったら自分の時間は1～2時間。超勤手当や深夜手当を含めた総支給が約40万円なので本来の時給でいえばめちゃくちゃ安い。1200～1300円くらい？

休日以外で自分の時間が取れない。そして時給単価が安すぎる。どげんかせんといかん。

上には上がいるしもっとブラック労働してる人もいるだろう。けど誰かと競う気は無い。「甘いよ。俺なんて～」とか思った人はそのマインドを改めた方が良い。長時間労働とか低賃金なんて全く誇れるものではないし、むしろ飼い慣らされてる雑魚であることを露呈させてるだけ。

夜勤をやめたい

深夜帯の仕事が割が良いからという理由から自分で選んだんだけど、そろそろこんな自分の私生活を犠牲にする生き方をやめにしないといけない。

夜寝て朝起きる、これが人間の本来あるべき姿。それが逆転していると健康的とは言えないし、精神面でも人としての何かがおかしくなっていくのかもしれない。家族や友人との時間も中々合わない。世間に取り残されているというような孤立感がある。人間らしい生活がしたい。

運転は危険がいっぱい

我ながら今更何を言うって感じなんだけど運転は危険がいっぱい。俺がいくら気を付けていても対向車が車線をハミ出してきて正面衝突したら死。俺自身が数秒気を抜いただけでも死。俺を含め皆よくこんな死と隣り合わせな綱渡りを毎日平然とできるもんだ。

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最近終活に取り組んでいるのもあり、こんな感じで最近”死”についてよく考える。病んではいない。むしろ今までが正気じゃなかったんだ。冷静に考えて車の運転なんてリスクがデカ過ぎる。こんな仕事するもんじゃない。というか車の運転自体するもんじゃない。

雨と雪にこりごり

じゃあ何で運転する仕事してたんだよという声が聞こえた気がしたけど、性に合ってると思ってたんだ。いや今でもそれは思ってる。一人で誰の目も無く黙々と作業ができるという点は。

なので外仕事は性に合ってるわけなんだけど、外仕事となると厄介なのが雨と雪なんだ。特に俺の住む石川県は年間降水量が全国トップクラス。冬なんて悪天候が当たり前で毎日ビショ濡れか雪との格闘。特に雪が積もるのはマジでやめてくれ。それだけは憂鬱になる。

でも作業内容は楽

とはいえ作業内容は楽なんだよな～これが。

深夜誰もいない薬局にトラックを着けてカゴ車を店舗内の指定場所までコロコロ運ぶだけ。悪天候が面倒であることと安全面、この二点に目をつぶればこんなに楽な仕事は無い。なので年度末までは粘って続けようかと思ってた。けど少し事情が変わった。その理由の一つが次の項。

ヘルニアになった

最近ヘルニアになった。これがデカイ。

30代トラックドライバーのヘルニア奮闘記

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発症したきっかけは仕事ではないんだけど、とはいえ仕事にはモロに影響する。作業自体は楽ではあるけど腰は使う。そして長時間の運転。このままでは慢性化街道まっしぐらである。トラックドライバーはこれ以上続けていられない。

失業給付

貰えるもんは貰っておけ

失業給付金は国民が払い込んでいる雇用保険料から支払われる。せっかく退職するなら貰えるもんは貰っておく。文句は言わせん。俺が払ってた金だ。

あ、求職活動はちゃんとするよ☆

被災地域は待期期間が短縮される

というわけでハローワークの窓口へ相談に行ってきた。そんなんネットで調べたらいいだろという気もしたけど見落としがちな盲点やネットでは書きそびれてる情報もあるかもと現地へ突撃。

すると案の定、あったんだこれが。石川県の一部地域を除くほぼ全域を対象とし、そこに居住する退職者は待期期間が1か月に短縮され給付開始時期が早まるんだ。これは能登半島地震への配慮から。俺は石川県金沢市在住なので対象者になる。地震の被害なんて電子レンジの上に置いてあるフルーツバスケットがポコンと落ちた程度だけど、こんな恩恵受けてええんか。

通常の待期期間は、退職通知を提出⇒7日間待機？⇒2か月待機　となるので退職通知を提出してから68日後に受給が開始される。それが1か月分短縮され38日後になる。無収入で凌ぐ期間が1か月減るのはデカイ。まあどのみち法改正で2025年4月から1か月へ短縮されるらしいけど。

当ブログの存在

副収入は申告義務がある

失業給付を受給するにあたりネックになりかねないのが当ブログの存在。

一定額以上の収入があればそれは立派な労働であるとみなされ、受給できない場合がある。また、受給できる場合でも収益を申告しないといけないし、その分減額される可能性もある。

それと、いつ記事を更新したとか内容も詳細に報告しないといけないらしい。そうなるとこの記事も見られるのか？無理。

不幸中の幸い中の悲しみ

ただ幸いにも当ブログはまだ収益化できていないんだ。嬉しいような悲しいような。

受給中に収益化できてしまったら？とか贅沢な悩みかもしれないけど、そうなったらなったで腹をくくって申告する。もしくは今のうちに収益化申請を取り下げておき、受給が終わってから再度申請するか。ただし申請を遅らせることで結果金銭的に損をする可能性もある。

で、予定していた退職時期よりも前倒しにしようとしている理由の一つがこれでもある。そろそろ収益化できるかも？いやまだまだか？という絶妙な時期だからこそ、ブログ収益のない今のうちに失業給付を貰ってしまおうという魂胆。そしてヘルニアになり、待期期間短縮が12月末まで。色々重なってる。乗るしかない。このビッグウェーブに。

不正受給、ダメ。ゼッタイ。

ちなみに収益を申告しないのは選択肢に無い。

ハローワークと税務署は連携しているらしい。自分が副業収入を申告していなくても、AmazonアソシエイトやGoogleアドセンスといったプラットフォームが支払う報酬額が税務署に報告されている場合がある。銀行口座の動きでバレる可能性もある。

先日行ってきたハローワークの相談窓口にも不正受給をした場合どうなるかという脅し文句を書いた紙が何枚もデカデカと貼られていた。あまり彼らをナメない方がいいかもしれない。

この機会に移住したい

んで退職した後どうすんねんという話をすると、これを機に移住しようと思ってる。近々これについての記事も書く予定。

追記：書いた↓

30代独身男、移住を検討する

俺は石川県金沢市在住の31歳独身トラックドライバー。 前回、仕事を辞めたいという記事を書いた。 https://kaodekai.com/archives/1876 移住をしたいことが仕事を辞めたい理 ...

地元にはあまり思い入れも無い。片親だし母親が心配というのはあるけど。友人はほとんどいないし彼女もいない。顔見知りのいない地域で新生活を始めてみるのもアリかもしれない。というかむしろやってみたい。

で、さっきも書いたけど車社会にはもうこりごり。雨や雪にもこりごり。年間降水量が少なく、車の要らない都市圏に引っ越したい。どうなるかわからないけど、そこでゆっくり考えるさ。

そう、俺はゆっくり考える時間が欲しいんだ。探さないでください。

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